特長
環境負荷の低減に貢献
- 黒土などの造園客土は、都市近郊の農地や森林から採掘されてきました。しかし、これらの資源には限りがあり、採取した土地の自然破壊につながるなどの問題が提起されています。一方、浄水場発生土は浄水場で水道水をつくる過程において必ず発生するものです。しかしこの浄水発生土は原水の濁りを凝集沈澱させたものを濃縮、機械脱水したものでシルト分主体の土です。そのため利用できる分野は限られ、その多くは埋立て処分されており、浄水場発生土の再資源化が大きな課題となっています。 「アクレE」はこの採掘を軽減し、浄水場発生土を広く一般に利用できるよう特殊な手法を用いて加工したリサイクル土壌です。良質な植物生育基盤材として、一般客土、栽培用土壌等に幅広く利用できます。
安全性 安定性
- 工場生産のため、従来の客土材の様に採取地により成分が変わることが無く、安全で安定した品質と供給体制を実現しています。 「アクレE」は、環境庁告示第46号の土壌に係わる環境基準を満たしており、有害成分を含みません。
雑草が発生しにくい
- 雑草種子の混入が少ないため雑草が発生しにくく、維持管理の初期の除草の手間を軽減できます。
そのまま使用できる
- 「アクレE」は優れた物理性を持ち、現場で改良などをする必要がなく、そのまま使用することができます。
- 団粒構造における間隙により、植物の生育に適した理想的な土壌の三相(固相・液相・気相)分布を保ち、水や空気の通りを良くします。
- またこれらの間隙により、水の分子間凝集力等へ効果的に作用して土壌構造に水を引きつけ、高い保水力を発揮します。